公開中のデジタルコンテンツについて


IMAGEUMとは
IMAGE(イメージ)という言葉は一般的に、心の中で思い描く情景、物事に対して抱く感じ、実在しない物を頭の中で想像(仮想)するというような人間の感覚表現を示す言葉として使われています。しかし、一方では画像,写真,映像などを示す言葉でもあり、IMAGE(イメージ)という言葉は実に多義的に使用されています。
芸術の分野においても、IMAGE(イメージ)という言葉はよく出てきます。IMAGEUMは、芸術分野における画像や写真等、即ちグラフィック作品のデジタルデータのみを取り扱い、仮想空間(デジタル空間)において収集し、研究、保存、公開をする仮想の美術館(MUSEUM)として2024年4月1日、日本で発足しました。
IMAGE UMは、IMAGE(仮想空間の画像や写真)とMUSEUM(美術館)の2つの言葉を合成した造語であり、Japan Graphic Digital Museum として日本で活動をしています。


IMAGEUMの活動内容
世界中の芸術的グラフィック作品(ポスター、イラストレーション、ロゴ、写真などの平面印刷が可能な画像)をデジタルデータで収集し、クラウド上で保存。その作品と作者に関する研究。クラウド上での作品の公開と紹介…等の各種グラフィック作品のネット上での紹介。あわせてグラフィックアートの啓蒙活動。
グラフィック作品を通して、国内外の各種団体、或いは個人と協力、連携をして、相互に成長し地域社会に多方面から貢献が出来る活動。
グラフィック作品の活用による各種の国際協力と世界平和を希求する活動。
グラフィック作品の活用による青少年の健全な育成のための教育活動、並びに社会教育活動。



IMAGEUMが目指すもの
各分野でのデジタル化が急速に進む現代、ネット通信が可能な環境さえあれば、だれでも、いつでも、どこでも芸術作品の鑑賞が出来る場所(デジタルミュージアム)の提供は、バリアフリーを可能にし、グローバルにグラフィック作品を紹介することを可能にしました。
しかし、旧来の紙や布などの物に描かれた作品に比べ、デジタル画像として描かれたグラフィックアートは、芸術的な価値が低いのでしょうか。保存し後世に残す必要もないのでしょうか。実物を展示する美術館に比べ、デジタルミュージアムは、芸術作品を展示する美術館とは言えないのでしょうか。それらの疑問を抱えつつもIMAGEUMは、未来を見据え制作されたデジタル作品が、芸術分野の中の一つのジャンルとしての地位を確立し、デジタルミュージアムは、新しい美術館の姿として定着することを目指し活動をしています。
もっとも、デジタル社会となった今、デジタル作品もデジタルミュージアムもその価値と必要性は、既に人々に認識され始めています。そうであればIMAGEUMは、デジタル作品の芸術的価値をさらに広め、デジタルアートというジャンルの芸術分野での地位向上と、デジタルミュージアムのさらなる進歩を目指します。そして、収集したデジタルアートを後世に末永く残す持続可能な活動を目指しています。
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